目的を持つ

私は、「目的」とは「エネルギーを使う理由」なのではないかと思います。目的があるおかげで私たちはおきることができます。食事をすることもできますし、逆境に立ち向かうこともできます。困難を乗り越えるための強い力も手に入れられます。ゴールや目的がはっきりしていれば、必ず道は開けるものです。
【ゴールや目的は、「私はなぜこれをしているのか」という質問に、答えを与えてくれます。】

もう何年も前のことですが、私には苦手なものがたくさんありました。早起きが苦手で寒い冬の朝なんかとても起きられませんでした。肉体労働も苦手だったし頭を使う仕事も苦手でした。

毎月50万円が必要となった時、私はその目的を明確にし、職業を選択し、運送業の仕事をすることを決意しました。朝は早いし労働そのものはキツイし、道を覚えたり積み方を工夫するため頭も使う仕事でした。
辛いな、と感じても、「支払いに追われることなく、お金の心配をせず友人たちとも遊び、彼女とのデート代も賄えて、よりリッチに充実した日々を過ごす為に毎月50万円の収入が必要」とはっきりしていたので乗り越えることができました。
どんなに苦手なことでも克服できてしまうほど、目的を持つと道が開けてくるものだと感じました。

中学2年生の頃、家から富士山までサイクリングに出かけたことがあります。途中で何度も挫折しそうになりました。真夏で暑いし足は動かなくなるし、体力は消耗するばかり、13歳の体にはとても過酷な行程でした。しかし、「自分の力でどこまで行かれるかを確かめたい。自立したい。もっと成長したい。」といった私なりの目的がはっきりしていたので、途中の困難を全て乗り越えて辿り着くことができました。

目的がはっきりしていれば、どんな困難でも乗り越えることができ、乗り越えたことで自信もついてきます。

現在は、「生き甲斐を見出し心身ともに成長していく為に、自由自在の優雅な生活を実現し、その喜びを周囲の人たちと分かち合う」という目的がはっきりしているので、どんな障害があろうと困難があろうと乗り越えることができます。
もっとも、それは、私にとっては邪魔な障害や困難ではなく、「ありがたい試練やチャンス」なのです。そう思えるのも「目的」がはっきりしているからなのです。

成功への提案32
目的を持ちましょう。そうすればどんな困難でも乗り越えることができます。

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