ヒアルロン酸の役割と特長 |
私たちの体には水分が必要です。ヒアルロン酸は保水力に優れ、これが多いほど真皮(皮膚表面下の組織)はみずみずしさを保つことができます。また、ムコ多糖体の一種で、腕や足の関節、眼の中に多く含まれます。ゼリーのようなヒアルロン酸が潤滑油のように働いて関節の動きをも滑らかにし、眼の中でもヒアルロン酸が水分を維持しています。
しかし、加齢と共に体の中からヒアルロン酸は減っていくため、真皮の水分も減少し、特に40歳前後から肌の衰えが気になりはじめます。このように体の中で水分維持に働くヒアルロン酸ですが、普段の食生活では通常補えない成分のため、吸収できるように処理されたヒアルロン酸で少しでも補うようにすることが大切になってきます。
化粧品のヒアルロン酸は真皮まで届きません
ヒアルロン酸は優れた水分維持能力を持ち、敏感肌の人にも使える保湿成分としてとてもよいものです。しかし、角質層へのなじみがよくないため、化粧品に含まれるヒアルロン酸は真皮にまで浸透することができません。
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天然素材から作られたヒアルロン酸を吸収しやすくしました |
- ヒアルロン酸にはバイオ技術で作られる人工のものと、天然素材から抽出したものがあります。フォーエバーのアクティブHAは、天然素材である日本で飼育されている「鶏のとさか」から抽出されています。さらに、体内に吸収されやすいように低分子化したヒアルロン酸にウコンと生姜油を配合しています。
- 摂取量の目安は1日2粒です。この目安を参考に摂り過ぎに注意しましょう。
- 賞味期限は未開封で、直射日光と高温・多湿を避けて保存した場合2年(24カ月)です。
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乾燥はお肌の大敵 |
健康な肌には角質層に約20〜30%の水分が含まれていると言われています。これ以下になった時の肌が「乾燥肌」の状態になります。空気が乾いてきて湿度が低くなると、角質層から水分が蒸発しやすくなります。そのような時でも、人間の肌には水分を保つ「保湿成分」が備えられており、それがきちんと働いていれば潤いを保つことができます。保湿成分を作る力が低下すると肌は乾燥しやすくなります。地球温暖化や身近なエアコンなど私たちの肌を取り巻く環境は乾燥化に向かっていますので、十分な注意が必要です。 |
理想的な赤ちゃんの肌 |
人間のからだには成人で約60%前後の水分が含まれ、生命維持のために重要な働きをしています。この体内の水分が流れ出さないように守っている成分が、表皮にあるセラミドや、真皮にあるヒアルロン酸です。赤ちゃんは、大人と比べ体重に占める水分量が多く、その分みずみずしいきめ細やかな肌をしています。これは体内のヒアルロン酸が多いことで水分をしっかり保持できるからです。 年齢とともにヒアルロン酸は減っていくため、真皮の水分も減少し肌が乾燥してきます。保湿成分を与えて肌質を改良することが正しい保湿なのですが、通常ヒアルロン酸を食事で摂り入れることはできないため外から補給することが大変難しい成分でもあります。 |
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健康な肌を保つヒアルロン酸 |
表皮の下に真皮があります。真皮の約70%はコラーゲンとよばれる線維でできています。コラーゲンは真皮の中に網目状のネットワークをつくり、真皮の弾力を維持しています。 コラーゲンのところどころにエラスチンとよばれる別の線維があり、コラーゲンの構造を支えるように働いています。これらの線維の水分量が少なくなり弾力を失うことが、シワの最大の原因です。
この2種類の線維のまわりを埋め尽くすように、ヒアルロン酸とよばれる水分を多量に含んだゼリー状の成分が存在し、真皮の水分を守り弾力をキープしているのです。
肌のキメにも影響を
基底層でつくられた皮膚細胞は、徐々に角質化して上に押し上げられていくうちに角質層ができ上がっていきます。角質細胞は本来は死んでしまった皮膚細胞なので、隣同士でくっつく力はないのですが、下の真皮でつくられるヒアルロン酸やアミノ酸を含む水分が、角質細胞をつなぎ止めています。 ヒアルロン酸の濃度が高ければ高いほど、角質層が密接に結びつき、キメこまやかなみずみずしい肌になります。
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美肌キープの基本は健康です |
スキンケアだけに頼っていても思ってる以上の効果は上げられません。体が健康であってはじめて、肌もキレイになれるからです。食事、睡眠、運動など、普段の生活にどれだけ気を配ることができるかで決まってきます。食事や生活習慣の見直しとともにアクティブHAを美しく、若々しい肌を保つためにお役立てください。 |