とにかく行動を起こす

多くの人が人生をただ「状況を眺める」ことに費やしているように思います。自分の行動を決めかねて、考え込んでばかりいる感じがします。
大きな成功を収めた人の共通する特徴を探ってみると、それは、素早く決心して、その決心をめったに変えないことです。
逆にうまくいっていない人は、決めるまでに長い時間をかけ、その決定をあっという間に変えてしまいます。
ほとんどの場合、とりあえず何か行動してみるほうが、ただじっと座って何かが起こるのを待っているよりも良い方法だと思います。事実を慎重に吟味し、即決断し、即行動するようにしたいものです。

私もかつては臆病になってなかなか行動を起こさないことがありました。しかし、外に出て誰かとお茶をするとか、友人に電話をするとか、手紙を書いてみるとか、とにかく何らかの行動を起こすことで状況は良くなるという経験をしました。
何かが起こるのをじっと座って待っているよりも、何かをやったほうが可能性が開けてきたのです。

私達はなぜか、事なかれ主義になりがちです。何もせず、何も得ず、ただこのままじっとしていようとする人が多いのです。それでは自分の気づかないうちに色々なものを次々に失っていくことになります。現状維持というのは実のところ、後退の一途をたどるだけだということを、私は２０代前半に気付かせてもらうことができました。

行動を起こせば何らかの結果が必ず出ます。行動を起こせば正しい行動が見えてくるようになります。
結果の良し悪しよりも、大切なのは結果の数なのです。

とりあえず行動すれば、次の手が見えてくるものなのです。

成功への提案１２

迷ったときはとりあえず、最初にうかんだことをやってみましょう。

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